社会人でも無理のない英検1級に向けた半年スパンの独学勉強法を解説

こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には英検1級を初受験で一発で取得したヒデクラ(@ScratchhEnglish)です。

英検1級を目指している方々のほとんどが社会人、もしくは大学生ではないでしょうか。

特に社会人の方ですと、英検1級の勉強に割ける時間はかなり限られているはずです。

一日に4時間も5時間も英検の勉強に使える訳では無いですよね。

今回は英検1級まですべて1発で取得し、英語講師として英検を指導していた経験を持つ私が考える「英検1級合格を目指すための6ヶ月勉強スケジュールプラン」を紹介します。

時間の無い社会人が英検1級に受かる為にはやはり事前のプランは非常に重要だと考えます。

毎月の目標を設定して日々徐々に積み上げていく、これしかないのではないでしょうか。

※今回の勉強プランは毎日1日1時間~2時間を使った勉強、英検準1級に既に合格している人と仮定して書いていきます

  • 英検1級一発取得の元英語講師がおすすめする英検1級を合格するための6ヶ月対策学習プラン

※自分が英検1級を受ける予定の英検受験日から6ヶ月(またはそれ以上前)逆算して考えてみましょう

本気で英検1級で一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

目次

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画1ヶ月目

SPONSORED LINK

1ヶ月目はとにかく単語と熟語を覚えるのみ

最初から問題を解いては効率が悪すぎます、なぜなら英検1級レベルの単語を満足に知らないうちに問題集をやろうとしてもどうせ満足に解けないからです。

特に最初の語彙問題ではかなり苦戦する事でしょう。

苦戦する時間って非常にもったいないと思うんです、その時間があるのであればまず英検1級レベルの単語を覚えた方が絶対にお得です。

理解できないものをひたすらやるほど人間にとって苦痛なものはありません。

最悪の場合その時点で挫折して諦めてしまいます。

英検1級とは言え頻出単語は一定数決まっています、終わりはあります。

なのでまずはつまらないかもしれませんが、単語、熟語、フレーズの取得一本を強くおすすめします。

単語を固めて問題集なり過去問なりをしっかりと解けるようになるのが第一優先です。

スポーツでもなんでもどんなことでもまず基礎を固めてから実戦練習ですよね、足元をまず固めておかないと全体を見た時絶対に非効率的になってしまいます。

読んでも読んでも理解できない難しい洋書をただ単に読み続けても読破や本の内容理解まで遠回りですよね?その洋書を読むために必要なレベルの英単語やフレーズを覚えてから読んだ方が必ず早く読めますし、なによりモチベーションも全然違うのではないでしょうか?

英検1級学習プラン1ヶ月目で必要な本

まず英検1級レベルの単語力をつけるために単語学習をする際は必ず「単語帳」なるものが必要になります。

1ヶ月目に必要な書籍はこれ一本です。

安心の旺文社英検書です、この1冊で十分で何冊も買う必要は一切ありません。

私はこの単語帳の7割強覚えて本番に挑み、語彙問題25問中24問の正解率でした。

まだ自分独自の英単語の覚え方を持っていない人向けのおすすめ

もう既に自分の中で確固たる英単語の覚え方を持っている人はそれを変えずにそのまま自分の得意で好きなやり方で覚えていきましょう。

しかし、まだしっくりくる覚え方を持っていない人にとっておすすめの英単語の覚え方を紹介します。

こちらは私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習です。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

1ヶ月目は最低でも先ほど紹介した単語帳の3割程度を覚えられるように頑張ろう

何度も言うようですが、このプラン最初の1ヶ月目は単語学習一本です。

目標を一本に絞っているからこそなんとか単語帳に載っている単語の3割は覚えられるように頑張りましょう。

「そんなの無理だよ」

そう思うかもしれませんが、英検1級を受けようとする方ならあの単語帳に載っている単語が全て見たことのない単語だけ何てことは絶対にありません。

なので3割の中には既に知っている単語も多数含まれているはずなのです。

思ったより難しいものではないはずです。

私も英検1級を受験した時も社会人で、通勤時間が長かったので行きかえりの電車内1時間半くらい毎日単語学習をしていました。

1ヶ月目の目標

  • パス単の3割をしっかり覚える

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画2ヶ月目

2ヶ月目も単語学習が基本軸

先ほどの学習計画に沿ってくれた方はこの時点で単語帳の3割覚えてくれたことでしょう。

2ヶ月目の単語目標は「単語帳の5割覚える」です。

もちろん1ヶ月目で覚えた単語も復習しながらなので、少しペースを落としてパス単の5割程度を2ヶ月目で覚えましょう。

ここで英検1級の内容を頭に叩き込んでおく

どんなテストや試験を受けるときも必ずまず

  • 何分のテストなのか
  • 何問のテストなのか
  • どんな問題が出題されるのか

敵を知らなければ倒すことはできません、戦略を練ることもできません。

英検も同じです。

2ヶ月目では必ず英検1級の問題内容をしっかりと頭に入れておきましょう。

これは合格を目指すために必要なステップです。

そんな2ヶ月目におすすめの書籍がこちら

2ヶ月目ではこの教本を読破して英検1級と言う「敵」を知りましょう。

2ヶ月目はこれだけです。

とにかく単語帳に載っている単語の5割を完璧に覚える事、そして対策教本を読破して英検1級の構造や内容を徹底的知る事。

2ヶ月目の目標

  • パス単の5割をしっかり覚える
  • 英検1級対策の教本を読破

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画3ヶ月目

単語帳の6割~7割に持っていこう

3ヶ月目も引き続き単語帳の学習を続け、これまで覚えたものの復習および新しい単語を単語帳の6割から7割程度まで覚えましょう。

しかし飛ばし過ぎないでください、この月に7割に急いで持って行くよりも6割とこれまで覚えたものを忘れずに復習を確実にする方が重要です。

リーディング分野のテクニック取得

3ヶ月目はまだ問題集には移らず、リーディングを速く読むテクニックを身に付けます。

いわゆる

「英文速読法」

というやつです。

英検1級の筆記試験には英文の多読、速読が効果的な対策になります。

ここで使いたい教材は日本語のものではなく、英語で書かれた洋書の「英文速読法テクニック書籍」です。

英検1級を受けようと考えている人であれば必ず読めます、ここまでのレベルまで来たら英語の書籍や教材を使って鍛えましょう。

今回は「英語の速読」を鍛える為のおすすめ洋書を3つ紹介します。

Grand Central Publishing
¥1,415(2020/08/05 17:30:00時点 Amazon調べ-詳細)

こちらは試験用の速読と言う訳では無く、普段通常の洋書を読むときに適用する事ができるトレーニングを提供する書籍です。

例えば

  • 目の動き
  • 個々のワードではなくかたまりとして読む
  • ささやきや頭の中で読んでいくのをやめる
  • 目的を持って読む
  • 本の種類によってリーディングスタイルを変える

などなど様々な貴重な情報が載っていてとてもおすすめです。

こちらも先ほど紹介したもの同様、英文速読に関するヒントがたくさん載っている本です。

最初に紹介した物よりも安価であり、電子書籍に抵抗が無い方であればKindle Unlimitedにて無料で読む事ができます。

Kindle Unlimitedでは、普段送料が高く、割高な英語学習関連の英語書籍(普通の洋書)も月額980円(初月は無料体験可能)で読む事ができるので多読にも非常に役立つ必須サービスだと私は考えます。

最後に紹介するのはある意味鉄板のAmazonのSpeed Reading分野の中でベストセラーを獲得しているこちらの書籍です。

長い本ではないのでサクッと読む事ができるのが非常におすすめな点です。

段階を追って速読に関するヒントを紹介し、他のスピードリーディング書籍とは少し別の視点で見ているのが面白いところです。

値段も激安なのでおすすめ!

さらにこちらも先ほど紹介したKindle Unlimitedにて無料で読む事ができます。

電子書籍に抵抗が無い場合はKindle Unlimitedで読む事をおすすめします。

3ヶ月目は以上です、目標としては

  • 英検1級用パス単を6割~7割終わらせる
  • 英文速読法に関する洋書を少なくとも1冊読んで、知識を付ける

SPONSORED LINK

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画4ヶ月目

単語はパス単7割を確実にする

4ヶ月目ではこれまで6~7割覚えてもらったパス単の全体7割(可能な場合はそれ以上)確実に覚えてください。

もちろん復習も継続して忘れる事がないようにしましょう。

リスニング対策を始める

ここで初めて問題集を使います、1つ目はリスニング。

リスニングに特化した英検1級用の問題集を使いましょう。

方法としては

  1. まず普通にリスニング問題を解く
  2. 解き終わったらスクリプトを全部読む
  3. スクリプト内で知らない単語やフレーズは発音含め全部調べ上げて覚えなおす
  4. 同じ問題の2週目を行いリスニング内容を完全に理解したか試す
  5. それでも分からないリスニングは今一度スクリプトを見直して、時間を空けて3週目を行う

リスニングを理解する為の前提として

  • リスニングで出てくる単語やフレーズをそもそも知っている
  • その単語やフレーズの正しい発音を知っている、自分で発音できる
  • その単語やフレーズを耳で聞いても認識できる

この3段階が絶対に必要です。

この3つの1つでも欠けている単語やフレーズは例え目で見て理解できるものでも耳で聞いたら全く理解ができないものと考えていいでしょう。

だからこそリスニングは2週も3週も耳で認識できるまで同じ問題をやってください。

ライティングのちゃんとした知識を付ける

同時にライティングの対策も始めます。

皆さんが思っている以上に英文ライティングにはルールがたくさんあり、やってはいけない事はかなりあります。

「思考→英語」で英文を書けるようになるために、そして英文ライティングが得意になる為に必要なのはズバリ引き出しの多さです。

会話で使う言い回しとライティングで使う言い回しは全く異なります、会話をするようにライティングをしてはいけません。

つまりライティングに適切な英語の言い回しを増やしていかない事には「思考→英語」では書けないのです。

私は英語圏の大学を卒業してたくさんの英語文章を書きましたが、まずは適切なライティングルールを知らなければ話にならないという経験は嫌なくらい経験して来ました。

そこでおすすめなのがこの2冊です。

どちらでも構いませんがこのルールブック的な本を読んで、一体英文ライティングとはどういうものなのか、という知識を深めましょう。

英検1級に受かる為にはしっかりとした英語の文章を書けるようになりたいところです。

4ヶ月目はこの3つが主な作業となります

  1. パス単の全体7割を確実に
  2. リスニング特化の問題集を上記の方法で使う
  3. ライティング対策の為にライティングルールを知る

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画5ヶ月目

単語は復習+〇〇

5ヶ月目の単語学習はこれまで覚えたパス単7割の復習のみが基本。

それプラスこれ以降問題集などで出会う知らなかった単語を全部書き留めて覚える作業です。

  • リスニングの問題集でスクリプトを確認したら知らない単語があった→覚える
  • リーディング問題集の長文問題の中に知らない単語があった→覚える
  • 過去問で知らない単語が出題された(場所問わず)→覚える

これは絶対です、こうする事で問題集や過去問を本当の意味で隅から隅まで使い倒す事ができます。

リスニングは先月から始めた問題集を何回も解く

リスニングに関しては4ヶ月目で始めた問題集の問題を引き続き解いていきましょう(ペースは前月より落として)

1冊ないし2冊が終わってしまったとしても必ずリスニングは少なくとも2週目も行い、覚えなおしができて、リスニング全体を聞けて理解できるようになっているのかを確認しましょう。

筆記問題特化の問題集を隅から隅まで行う

5ヶ月目のメインフォーカスは筆記試験、すなわちリーディングとライティングです。

このプランに沿っていると

  • 3ヶ月目に英文速読法
  • 4ヶ月目にアカデミックライティング

の知識がある程度付いている事でしょう。

学んだ知識を活かして5ヶ月目では筆記試験の特訓をしっかりと行います。

この段階でのおすすめ書籍はこちら

ちなみにこの2冊はライティング用の問題集ですが、ライティングは添削してもらわない事には大きく伸ばす事ができません。

周りに添削してくれそうなアカデミックライティングに精通した知り合いがいる人はその人に頼んでみましょう。

そうでない場合は、オンライン英語添削[アイディー]のようなオンライン英文添削サービスの使用をおすすめします。


英検1級のリーディング問題に関してはリーディング対策=長文対策と考えて問題ありません。

こちらの記事でも紹介しましたが

長文問題ではない語彙問題は、出題される単語や熟語を知っているか知っていないかの問題なので、正直特化して勉強するほどではありません。

語彙問題は単語、熟語勉強でカバーできます。

社会人におすすめ!英検1級合格を目指すための学習計画6ヶ月目

単語学習は5ヶ月目同様

単語学習は5ヶ月目同様、これまで覚えた英検1級単語の復習と今後問題集や過去問で出会う知らなかった単語を全部書き留めて覚える作業です。

これ以外はありません。

6ヶ月目はとにかく過去問、問題集で追い込む

5ヶ月目までは基礎知識やピンポイントでの対策をしてきましたが、最後の1ヶ月は必ず過去問で追い込みをしてください。

時間がそれほどとれない人も、6ヶ月目の優先順位は過去問>問題集です。

過去問を使う際の鉄則はこちら

英検1級の過去問を解くときは必ず時間を計る

問題集をやる時はやらなくても良いですが、過去問を解くときは必ず時間を計って過去問を解きましょう。

きっちり時間を計る事で本番でもスムーズに時間切れになる確率を大幅に軽減できます。

過去問を解く過程で自分に最適な時間配分を見つけましょう。

同じ問題を最低2回はやる

少し退屈だと思うかもしれませんが同じ問題を2回は解いてみてください。

一度解いた問題は時間を空けてもう一度解いてみましょう。

それは1で最初に間違えたところを覚えなおして解けるようになっているのか自分を試すためです。

もしそこで2回同じ間違いをしてしまうようならば覚えが足らなかった証拠です、3回目の間違えを犯さないように必ず2回で覚えましょう。

英検ではありませんが、私がIELTSという試験に向けて勉強した時は同じ問題を3-4回やっていました。

答え合わせを必ずしっかりやろう

問題集のところと重複しますが、答え合わせを答え合わせだけで必ず終わらせないようにしましょう。

過去問や問題集には答えだけでなく解説も付いてくるし、リスニングの原稿だって付いてきます。

問題を間違えたのであれば

  • どの単語を知らなかったのか(聞き取れなかったのか)
  • どの部分で解答(聞き)間違いをしたのか
  • どこでどういう理由で間違えてしまったのか

最低でもこの3つはクリアにしておきましょう。

知らない単語が出てきたならその単語を覚えましょう、リスニングであれば解説と答えを読んだ後もう一度聴いてみましょう。

この質の高い答え合わせが出来ないのであれば過去問や問題集を買った意味がありません。

無駄にしない為にも必ずちゃんとしっかり答え合わせをして覚えなおしをしましょう。

もっと追い込む方は問題集も使おう

先ほど紹介した6回分収録の過去問を2週、3週してしまってまだ本番まで時間がある人は問題集を使ってひたすらまだ追い込みましょう。

おすすめの問題集は

より多くの実戦経験を積みたい方は最初に紹介した集中ゼミの方がおすすめです。

もちろん過去問→問題集への移行ではなく、この2つを併用しながらやっていくのもいいでしょう。

この6ヶ月プランで英検1級に挑んでみましょう!

英検1級の合格を本気で目指すならこちらの記事を必ず読みましょう!

本気で合格したい人以外には絶対におすすめしないおすすめ教材

英検1級まで一発合格し、英語講師として英検を指導した経験を持つ私がずっと使ってきた、ずっとおすすめしてきた旺文社の英検教材がパソコン、タブレット、スマホ仕様で大幅にパワーアップ

英検5級から英検準1級まで従来の

  • でる順パス単シリーズ
  • 7日間完成予想問題集シリーズ
  • 過去問

の使用に加えてデジタルデバイスだから可能になった追加機能が満載。

そんな定番教材でありながら次世代の機能を備えた英検教材を管理人ヒデクラが自腹で購入しメリット、デメリット、特徴を分かりやすくぶった切った記事がコチラ

本気で英検合格を考えていない方や、デジタルデバイスでの学習に抵抗がある方には絶対におすすめできません

最新情報をチェックしよう!