【英検1級リーディング・ライティング】筆記の対策とコツを完全まとめ

こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には英検1級を初受験で一発で取得したヒデクラ(@ScratchhEnglish)です。

英検1級は

  • リーディング試験
  • ライティング試験
  • リスニング試験
  • スピーキング二次面接試験

の4つで構成されています。

合格する為にはこの中の何かが抜けていてもダメですし、すべて対策した上で試験に臨まなければなりません。

しかし筆記試験の方がリスニングよりも対策の成果が出やすい傾向があります。

まず筆記(リーディング&ライティング)を攻略しない事には合格を掴むのは難しいでしょう。

今回の記事では、英検1級の筆記試験にしっかりと試験前に対策して本番に挑み、合格を目指すために、元英語講師で英検指導経験があり、自身は英検1級まですべてストレートで合格してきた筆者がリアルな知識を活かして攻略法、勉強法、解き方などをまとめて解説していきます!

  • 英検1級筆記試験がとても難しいと思われている理由
  • 英検1級筆記試験の構成内容
  • 英検1級筆記試験各セクションの解き方や解説

本気で英検1級で一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

目次

英検1級筆記試験がとても難しいと思われている理由

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語彙問題で出される出題単語が難しいから

英検1級がなぜこれほどまでに難しいと考えられるのか、と考えた時に一番初めに浮かぶのが

「語彙問題」

ここが難しいんですよ、このセクションで出てくる単語は普段見ないような単語が多いから。

過去問をイギリス人に見せて解いてもらった時意味があやふやで

「うーんこんな感じの意味かな?正確には分からない」

という単語もちょくちょくありました。

語彙問題単体で見た時はそれくらいのレベルです、超難しい。

ただですよ、この超難しい単語が出てくる語彙問題でも頻出単語は毎回割と共通しています、つまり単語単体がどんだけ難しかろうが事前に対策してしまえば別にどうって事無いんです。

現に私も英検1級の勉強を始める前に過去問を見た時最初の語彙はかなりヤバいな…と思いました、これはほとんど当てずっぽうでしか無理、と思ったほどです。

でもそこから英検1級用の単語帳を進めていくと、結果本番で語彙問題ほぼ満点を取りました。

「語彙問題で出てくる語彙は本当に難易度が高い、でもそこは簡単に攻略できるよね?」

というのが本音です。

英検準1級まで合格した人であればある程度自分なりの効果的な単語の覚え方を知っていることでしょう、ならあまり心配はいらないのでは?

語彙問題以外はそんなに難しくない

語彙問題以外だと

  • リーディング
  • リスニング
  • ライティング
  • 二次試験:スピーキング

がありますが、とりあえずライティングとスピーキングは置いておいて、上の2つのレベルは特に難しいとは感じません。

語彙問題で出てくる単語にはビビるかもしれませんが、語彙問題で出てくるような単語がリーディングやリスニングで出てくるかと言ったら全然そうではなくて、出てくる単語の多くは普段でも見るような英検準1級レベルの単語ばかり。

これまた対策すれば英検準1級まで受かった人なら大丈夫でしょう。

英検1級筆記試験の構成内容

英検1級の筆記試験は4つのパートに分けて構成されています。

  1. 語彙問題:25問
  2. 長文語句問題:6問
  3. 長文内容問題:10問
  4. ライティング:1問

下の級である英検準1級と全く同じ構成ですが、所要時間が10分増えています。

英検1級リーディングパート1「語彙問題」

英検1級リーディング語彙問題の出題例

英検1級の語彙問題ではこのようなレベルの問題が出題されます

As the crime rate has increased drastically for the past few years, the authority is trying to (    ) the condition around the area right now.

1: Repudiate 2: Perturb 3: Ameliorate 4: Waylay

ちなみに選択肢は

  1. 関与を否定する、拒絶する
  2. 動揺させる、混乱させる
  3. 改善する
  4. 待ち伏せする

という意味です。

英検1級をまだ勉強していない人がこのような選択肢を初見で見たら「とてつもないレベルだ」と思うのも全くおかしくありません。

後で詳しく説明しますが、ここにおける肝なのが

「対策する前に初見で見たらとてつもないレベル」

これに尽きます。

英検1級リーディング語彙問題の対策方法

とにかく自分が効果があると思う方法で英検1級頻出単語を覚える

英検1級を受けようと考えている方は恐らく既に一定レベル以上の英語力がある事でしょう。

多くの人は過去の経験から自分に合った英単語の覚え方を持っているはずです、そのような方は何も方法を変える必要はありません。

これまで自分に効果があった方法で英検1級用の単語帳を使って頻出単語をとにかく覚えましょう。

英検1級用の単語帳でおすすめなのはこちらです。

安心の旺文社英検書です、この1冊で十分で何冊も買う必要は一切ありません。

私はこの単語帳の7割強覚えて本番に挑み、25問中24問の正解率でした。

まだ自分独自の英単語の覚え方を持っていない人向けのおすすめ

もう既に自分の中で確固たる英単語の覚え方を持っている人は先ほども言いましたがそれを変えずにそのまま覚えていきましょう。

しかし、まだしっくりくる覚え方を持っていない人にとっておすすめの英単語の覚え方を紹介します。

こちらは私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習です。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

英検1級リーディングパート1「語彙問題」のより詳しい解説やなぜ対策が簡単なのか、という理由についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

英検1級リーディングパート2「長文語句問題」

英検1級リーディングパート2「長文語句問題」の特徴

英検1級では2種類の長文問題に分かれている為、この2つの違いを知る事は非常に大切です。

まずざっくり区別するなら

  • 長文語句問題=長文内の空所に適切な文を選ぶ
  • 長文読解問題=長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ

です。

つまり長文語句問題は文法的にもある程度重点を置いており、長文内容問題はみなさんが良く知る長文読解問題です。

私の中では

  • 長文語句問題=文法的要素がより大きい問題+ピンポイント(段落ごと)での問題
  • 長文内容問題=読解的要素がより大きい問題+リーディング全体の内容に関する問題

という区別をしています。

語句問題では空所の前後関係理解が非常に重要である一方で、内容問題では長文全体の大まかな理解が必要になります。

どちらの方が易しく、どちらの方が難しい、という事では無く、同じ長文問題でも求められているところが異なるのです。

ただありがたい事に1つの長文に対して語句問題と内容問題が混ざっているという事では無く、別々の長文で行われるので混乱する事はありません。

英検1級の長文語句問題で扱われる文章は2種類

英検1級の長文語句問題ではショートストーリーなどの短い文章が2種類用意されており、各長文3問ずつを解く事になります。

基本的な問われる能力は

  • 単語力
  • 熟語力
  • 文法力
  • 前後関係の理解

が挙げられます。

直近の英検1級級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検1級リーディングパート2「長文語句問題」の解き方

各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取ろう

長文語句問題のもう一つの特徴として

「段落ごとに問題が1つ振り分けられている」

という事があります。

つまり空所に合う文を選ぶ問題なので、その段落、もっといえばその段落にある空所の前後関係さえ分かっていれば解けます。

前後関係が分かっていたらあとは文法含め4つの選択肢の意味が分かっているのかどうかです。

もう一度言いますが英検1級の長文語句問題は

  • 単語力
  • 熟語力
  • 文法力
  • 直近の前後関係の理解

が基本的に求められる問題です。

長文語句問題では問題の先読みはしなくてもいい

長文読解ではまず

「問題の先読みをするべき」

と常に言ってきましたが、この長文語句問題では先読みの必要性はそこまで高くありません。

なぜかというと、普通の長文読解問題とは異なり、長文語句問題では文章全体に対する設問では無く段落ごとの空所に適切な文を当てはめる問題だからです。

なので先に選択肢を見てもあまり効果は無いですし、どちらかというと時間の無駄です。

一気読みはおすすめできない

先ほども言いましたが、英検1級の長文語句問題は各段落に割り振られています。

なので段落ごとに読んだ流れで解いていくようにしましょう。

なぜかと言うと、例えば第1段落に割り振られた問題を解くために文章全体を最後まで読む必要は基本的に無いからです、答えはその段落に隠されていることがほとんどです。

物語を最初から最後まで一気に読んでから問題に移って、もう一回その段落を読み返していては時間のロスが発生し、効率的ではありません。

1段落目を読んだらすぐにその1段落目に出てくる問題を解いていくようにしましょう。

もし段落を読むだけで理解できないのであれば、その問題は一度飛ばして最後まで読み終わった後にもう一度考えてみましょう。

一気読みをしない代わりに文章全体を読み終わったら見直し

一気読みをする必要はありませんが、1文章3問の問題を解いて、物語を最後まで読み、物語全体の知識がついたうえでもう一度設問と回答を見直しましょう。

「最初からしっかり読み返せ」

という訳では全くありません、むしろ読み返しも厳禁です。

ストーリーを全部読み終わったうえで、先に解答した問題で選んだ選択肢と物語全体の内容にズレがないか、矛盾がないかどうかササっと確認するという事です。

考えすぎは時間の無駄

どのテストでも同じですが、考えすぎは結果的に時間の無駄になる事がほとんどです。

「もう少しで頭から出てきそうなんだけど…」

という考え方は基本的にしない方がいいでしょう。

最後に時間が余ったら戻ってこれます、一番最悪なのは頭から出てくるか出てこないかもわからない問題に時間を使って結局最後の方にある正解する可能性があった問題に時間を使えなくなる事です。

これが一番最悪なシナリオです。

英検1級リーディングパート2「長文語句問題」に対する勉強法や、詳しい対策法についてはこちらの記事で紹介しています。

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英検1級リーディングパート3「長文内容問題」

英検1級リーディングパート3「長文内容問題」の解き方

本文を読み始める前に問題文に目を通すのは鉄則

もう英検1級まで来た人はほとんど知っているかと思いますが、長文読解を解く上でこのテクニックは必須です。

長文語句問題の記事ではこれと全く逆の事を言いましたが、最初に解説した通り長文語句問題と長文内容問題は同じ「長文」が付いている問題でも求められていることが違います。

長文内容問題では物語の全体像を把握した上で設問に回答しなければなりません。

必ず問題の先読みをする必要があります。

私も英検1級だけでなく、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの英語試験を受けてきましたが、基本的に全体像を把握しなければならないタイプの長文問題はまず問題文に目を通しておくべきです。

「しっかりと読め」という事ではありません、あくまで「目を通す」という事です。

そうする事でより効率的に答えが書いてあるところを見つける事ができたり、内容把握を素早く行う事ができます。

問題文の中のキーワードを見つけ出す

問題文を先読みする際に必ずするべきなのは問題文の中で出てくるキーワードを抜き出すという所です。

例えば

  • 数字
  • 人物名
  • 名称
  • 時間
  • 値段

など、問題を解く上で重要なキーワードでありそうなものを本文を読む前に問題文から抜き出せば、初見で本文を読み始めるよりもより進んだ状態で本文のリーディングに入る事ができます。

問題文を先読みする際にキーワードを抜き出しておけば本文でそのキーワードが出てきたときにすぐ対応する事ができます。

もちろん問題文全てに気を取られていては時間が余計にかかって意味が無いので、自分が重要だと思うキーワードは先読みの時点でいくつか押さえておきましょう。

英検1級リーディングパート3「長文内容問題」の詳しい対策方法や出題形式はこちらの記事で解説しています。

英検1級ライティング問題

英検1級ライティング問題の出題例

まずは序文、ルール説明から

Write an essay on the given TOPIC.(与えられたトピックに沿ってエッセイを書きなさい)

Give three reasons to support your answer(あなたの意見をサポートする理由を3つ述べなさい)

Structure: introduction, main body, and conclusion(構成:導入→本文→結論)

Suggested length: 200~240words(推奨ワード数:200から240ワード)

Agree or disagree:Artificial Intelligence will cause various problems in the future.(賛成か反対か答えよ:人工知能は将来的に様々な問題を引き起こす)

Is it possible to eliminate nuclear power generation completely in the future?(原子力発電を完全に無くすことは可能ですか?)

基本的にグローバル規模で大きく議論されている問題がそのまま問題になる事が多いです。

つまりある程度時事を追って知識が無いと英検1級のライティング試験で求められている3つの理由を書き出す事ができなくなります。

付け焼刃ではなかなか良い文章を書けるような質問は出てきません。

英検準1級と比べると、文章に入れなければならないポイントは2つから3つに増えており、英検1級ではその全てのポイントを自分で1から考えなければなりません。

英検1級ライティング問題に対する対策方法

まずはアカデミックライティングのDos and Dontsを知る

「Dos and Dontsを知れ」

これは自分が英語圏の大学を始めた際に最初に言われたことです

Dos and Donts

つまり

Dos(すべきこと)

Donts(すべきでないこと)

ちゃんとしたアカデミックライティングのルールを知ってからそれに沿って書きなさいという事です。

多くの人が思っている以上にアカデミックライティングは自由ではありません。

言語的にやってはいけない事は基本的に決まっています。

なので、アカデミックライティングのルールに馴染みのない人はまず先ほど紹介したようなアカデミックライティングの書き方ルールの載っている本で対策をする必要があります。

ライティングの上達は実践→添削しかない

ルールを知ってからライティングを上達させるのはもはや実践して添削してもらう、しかありません。

とにかく書きまくって、間違えたところを添削してもらう、それしかないのです。

ここで問題なのは

「誰に添削してもらうのか」

アカデミックライティングに精通した人が周りにいて、かつ添削を手伝ってくれる人がいるのであれば問題ありませんが、なかなかそうもいきませんよね。

しかし今は良い時代です、オンラインでも英文添削を行ってくれるサービスがあります。

例えばオンライン英語添削[アイディー]さんなんかは最低166円から英文添削を承っており、非常にコスパが良くおすすめです。

ライティングってやっぱり指摘してもらわないとどこが間違っているのか分かりません。

自分は自分の文章を正しいと思ってもちろん書いている訳なので、自分で間違いを見つけるというのはかなり難易度が高いのです。

なので英検1級ライティングの対策には添削は必須です。



同時に英検1級に特化したライティング特訓も行う

もちろん添削してもらうためにはトピックが無ければいけません。

英検1級のライティングを勉強したいのに日記を書いて日記を添削してもらっていては領域が違い過ぎてあまり役には立ちません。

英検1級のライティングを上達させたいのであればそれに準じた問題を解いて、それに対するライティングを添削してもらう必要があります。

さらに、英検1級の本番ではどのようなライティングトピックが出題されるのかなどを事前にマークしておく必要もあります。

そこでおすすめなのが

このような問題集を解いて添削してもらい、英検1級のライティング問題に慣れて特化した能力を付けていきましょう。

英検1級ライティング問題のやっていはいけない事、減点対象などはこちらの記事で解説しています。

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