【英検1級リスニング問題】一発合格者が対策や解き方をまとめて解説

こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には英検1級を初受験で一発で取得したヒデクラ(@ScratchhEnglish)です。

英検1級は

  • リーディング試験
  • ライティング試験
  • リスニング試験
  • スピーキング二次面接試験

の4つで構成されています。

合格する為にはこの中の何かが抜けていてもダメですし、すべて対策した上で試験に臨まなければなりません。

英検1級のリスニングでは1つ下の級の準1級では採用されていなかった出題方式も採用されています、必ずしっかり対策した上で挑まなければ受かりません。

リスニングは筆記に比べると、よりテクニックや地力と関連しており、英検準1級のリスニング問題をこなして対策する!というだけでなく、英語リスニングそのものに対して実力を蓄えていく必要もあります。

英検1級筆記問題の解説はこちらの記事で紹介しています。

今回の記事では、英検1級のリスニング試験にしっかりと試験前に対策して本番に挑み、合格を目指すために、元英語講師で英検指導経験があり、自身は英検1級まですべてストレートで合格してきた筆者がリアルな知識を活かして攻略法、勉強法、解き方などをまとめて解説していきます!

  • 英検1級リスニング試験の構成内容
  • 英検1級リスニング試験の問題例
  • 英検1級リスニング各パートの解き方や解説

本気で英検1級で一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

目次

英検1級リスニング試験の構成内容

会話内容確認聞いた会話情報と一致するものを選択10問
文の内容確認聞いた文の情報と一致するものを選択10問
Real-life形式の内容問題実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択5問
インタビュー形式の問題インタビューの内容に関する問題を解く2問

英検1級のリスニングに関する出題方法は35分で27問を解いていく形式です。

筆記試験とは異なり、英検準1級と比べると3点異なる点があります。

  1. 所要時間が30分→35分
  2. 会話内容問題 12問→12問 文の内容問題 12問→10問
  3. インタビュー形式問題の追加

この3つが主な変更点となっています。

英検1級全体の問題数構成はこちらの記事でご確認いただけます。

英検1級リスニングパート1「会話内容確認」問題

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英検1級リスニングパート1「会話内容問題」の問題例

A: Hi, James. Have you already bought a new car that you were talking about last time I saw you?

B: No, I haven’t yet actually. I’m still thinking because I heard a rumor that new model will be out soon.

A: Oh really? But is that rumor confirmed though?

B: I don’t know, my colleague Paul told me about it.

A: The Paul, Paul? I’ve known him for a long time but he’s always talking nonsense! You know what I think? Just ignore what Paul said and go for it!

B: Yeah you’re probably right. I should have followed my instinct in the first place.

Question: What will James probably do after?

1: He will wait until the new model come out

2: He will ask Paul for some advise

3: He will buy the car that he’s been talking about

4: He will go for lunch with Paul

※赤文字は音声で再生されます

リスニング中の会話は登場人物2人で5回、6回くらいの会話のキャッチボールの問題が多いですね。

これまでの英検級と比べるとより会話らしいというか、不自然な感じが減っているイメージです。

英会話が得意な人は結構高得点を取れると思います。

あとはリスニング1つ1つの情報量は多く、先ほど紹介した例題でも

  • ジェームズが以前新しい車を買う事を考えていると言っていた
  • その新しい車の新モデルが発売されるという噂があるらしいと同僚のポールに聞いた
  • その噂が本当がどうかは分からない
  • ポールは大体適当な事を言っている
  • ポールの言う事は無視して買うべきだとジェームズに助言

という結構なストーリーが盛り込まれています。

その上での質問文が

「ジェームズはこの後何をするでしょうか?」

という質問で、選択肢が

  1. 新モデルが発売されるまで待つ
  2. ポールに助言を求めに行く
  3. 以前から話していた新しい車を買う
  4. ポールと食事に行く

割と物語の流れを全体的に掴めていないと確信をもって答えの3には辿り着かないでしょう。

直近の英検1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検1級リスニングパート1「会話内容問題」の解き方

リスニングを通して流れに付いて行って全体像を理解できるか

英検1級のリスニングでは「重要キーワードを探す」と言ったやり方では通用しません。

基本的にはリスニング内容全体を理解していないと解けないからです。

絶対にやらなければならないのが

  1. 最初から最後までリスニングに置いて行かれずについていく事
  2. 物語の前後関係を頭の中で同時進行で理解する事
  3. リスニング音源が終了した時には大まかなストーリーが頭の中で作られている事

先ほど重要なキーワードを抜き出すような問題ではない、と言いました、逆を返せば物語全体の流れを大まかにでも掴んでいれば答えられるのです。

その代わり物語全体の中でどこかでも抜けていれば正答する事が難しくなります。

なのでピンポイントで聞くのではなく、最初から最後まで物語を追うように聞きましょう。

次の問題への準備は大切

1つの問題に考え込み過ぎてしまったり、気持ちが持ってかれていってしまっていると、その後に非常に大きな悪影響を及ぼし、ドミノ式に崩れていきます。

特に1回しか放送されない1級では一度崩れたら修正があまり効きません、リスニング中は必ず集中して次へ次への気持ちで準備していきましょう。

先ほど言ったように英検1級のリスニングは物語の全体像がつかめていなければ解けません。

つまり頭から捻り出そうとする時間は完全に無駄な時間です。

諦めは肝心です、全体の流れを理解できなくて解けないのであればすぐに諦めて次の問題への準備をしましょう。

次の問題の選択肢を読む余裕を作る

またしても少し重複しますが、とにかく次の問題、次の問題と気持ちを前に向かせましょう。

まず大前提として

「リスニングは答えが分からず考え込んでも絶対に頭から出てくることは無い」

と断言しましょう。

なので分からなくてグズグズ考え込むのは時間の無駄でしかありません。

分からないなら分からないで割り切って消去法で選ぶ、そして選んだら次の放送が始まるまで次の問題の選択肢に目を通してリスニングが始まる前からおおよその物語の概要を予想する。

これくらいの余裕がなきゃだめです。

英検1級リスニングパート1「会話内容問題」については、こちらの記事でより詳しい攻略法を紹介しています。

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英検1級リスニングパート2「文章内容確認」問題

英検1級リスニングテストパート2とパート1の違い

英検1級リスニングパート2は1リスニング=1問ではない

英検1級リスニングパート1とパート2の一番大きな違いは

1リスニング≠1問ではないという事です。

パート2に振り分けられる問題数は10問ですが、リスニングは5種類しかなく、1つのリスニングに2問振り分けられているという事です。

もっと言えばリスニング1つ1つが長く、その長いリスニングの全体を理解し、その上で出題される2問に答えなければなりません。

難易度はパート2のが高いと言えます。

英検1級リスニングパート2は会話問題ではない

もう1つの大きな違いが

「リスニング内容は会話ではなく文章である」

という事です。

パート1では人と人の会話内容が問題になっていましたが、パート2では読み上げられる文章の内容を理解する問題です。

分かりやすい例を出すのであれば、筆記試験の長文問題のような内容が読み上げられそれをリスニングするような形なのです。

会話ではない分こちらの面でもパート2のが難しいと言えるでしょう。

直近の英検1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検1級リスニングパート2の解き方と対策

音声だけの講義やセミナーを聞いているイメージで解く

さあ少し英語の話を離れてみましょう。

例えばあなたは今ある講演会、レクチャー、授業なんでもいいですが出席しているとしましょう。

そしてこの講演はプレゼンテーションや黒板、ホワイトボードは使われず、講演者の人が話すだけというタイプのものとしましょう。

あなたはどうやって内容を理解して内容を身に付けようとしますか?

  • 出来るだけたくさんの内容をノートに書き留める人
  • 内容の要点をノートに書き留める人
  • ノートは取らずとにかく耳を傾けて集中する人

大体この3パターンに分かれるのではないでしょうか?

さあ英検1級リスニングの話に戻りましょう。

先ほども言ったように英検1級の「文章内容問題」は短いレクチャー、講演の一部のようなものです。

だからここは聞いた内容を一番理解して覚えるのに自分が一番得意な方法で挑みましょう。

  • リスニングで聞いたものをとにかく書き留める
  • リスニング内容の要点を書き留める
  • リスニングにとにかく耳を傾けてノートは取らない

何でも良いですが、一番自分が内容を理解できて、後に出てくる問題を解けるような方法を使いましょう。

ただノートに書く場合は必ず英語で書く癖を付けましょう、いちいち日本語でメモを取っていては時間と労力の無駄です。

次の問題への準備は大切

1つの問題に考え込み過ぎてしまったり、気持ちが持ってかれていってしまっていると、その後に非常に大きな悪影響を及ぼし、ドミノ式に崩れていきます。

特に1回しか放送されない1級では一度崩れたら修正があまり効きません、リスニング中は必ず集中して次へ次への気持ちで準備していきましょう。

英検1級リスニングパート2「文章内容問題」に関する詳しい情報はこちらの記事でまとめています。

英検1級リスニングパート3「Real-life形式」問題

英検1級リスニングパート3「Real-life形式」問題の特徴

「Real-life」という名前の通り、実生活の状況を想定したより想像力に富んだリスニング問題だといえます。

簡単な流れを説明すると問題用紙に特定の状況(例:あなたは今~行きの飛行機に乗る為に~空港にいますなど)が文章で記載されており、まずそれを呼んで状況を頭の中で想像する必要があるのです。

ロールプレイングに近いものがあるかもしれませんね。

規定の時間(10秒)が過ぎたらその状況に関する音声が流れ、その後質問に対する正しい選択肢を選ぶという形です。

ざっくりというと

  • リーディング
  • 状況想像力
  • リスニング

が一気に問われる問題と言ってもいいでしょう。

実際に英検1級で過去に出題された問題は日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検1級リスニングパート3「Real-life形式」問題の本番で気を付ける事

最初の10秒以降絶対に状況を読み返さない事

状況と質問を読む時間が最初に10秒間与えられますが、この10秒が終わってから、すなわちリスニングが始まったら絶対に読み返さないようにしましょう。

リスニングが始まっても心配になって読み返したくなってしまいがちですが、確実に逆効果です。

音声に集中できなくなったら元も子もありません。

なので、必ず状況と質問文は10秒で読み終える事、そして音声が始まってから読み返さない事は鉄則です。

次の問題への準備は大切

1つの問題に考え込み過ぎてしまったり、気持ちが持ってかれていってしまっていると、その後に非常に大きな悪影響を及ぼし、ドミノ式に崩れていきます。

特に1回しか放送されない1級では一度崩れたら修正があまり効きません、リスニング中は必ず集中して次へ次への気持ちで準備していきましょう。

リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わりだから1問1問集中

筆記試験では自分のペースで一息ついてちょっとだけ休憩なんてことができますが、リスニングではそうはいきません。

一息ついたら置いて行かれます。

必ず気持ちを切らしたり緩めないように、常に次の1問1問に集中していきましょう。

重複しますが、分からなかった前の問題は割り切って切り捨てる、必ず集中は前に向けましょう。

リスニングの時間は余計な事は考えずずっと目の前のリスニング問題に対して平常心でいることが非常に重要なのです。

この英検1級「Real-life形式」問題の詳しい特徴や対策法はこちらの記事で詳しく解説しています。

英検1級リスニングパート4「インタビュー形式」問題

英検1級リスニングパート4「インタビュー形式」の出題形式

英検1級リスニングパート4、インタビュー形式問題はまずインタビューバックグラウンドの音声紹介から始まります。

例えば

This is an interview with Nathan Bowen, environment researcher at an university in London.

(こちらはロンドンにある大学で環境分野の研究をしているネイサン・ボーウェンさんとのインタビューです)

This is an interview with James Write, a script writer.

(こちらはスクリプトライターのジェームズ・ライトさんとのインタビューです)

This is an interview with Amy Cowell, who is a manager at one of the biggest environmental consulting companies in the UK.

(こちらはイギリス最大の環境コンサルティング会社の1つでマネージャーを務めるエイミー・コーウェルさんとのインタビューです)

つまりはこのインタビューが

  • 誰とのインタビューなのか
  • その人はどんな人なのか
  • 何をしている人なのか

を簡潔に教えてくれるという事です。

この短い冒頭文が終わると、かなり長めのインタビューが始まります。

実際に英検1級で過去に出題された問題やスクリプトは日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検1級リスニングパート4「インタビュー形式」の解き方

自分がメディアジャーナリストになった気分で聞いていこう

かなり抽象的な表現になりますが

「自分が有名人、著名人にインタビューするメディアジャーナリストになった気分で聞く」

つまりこのリスニングを聞くとき自分は聞く側の視点(インタビュアー)でなければなりません。

そしてインタビュー形式問題のリスニングは非常に長いです、ずっと一言一句集中していては(もしくはメモ取していては)付いていけなくなります。

こういう長いリスニング問題で置いていかれたらもう致命的です。

だからこそ自分がメディアジャーナリストになった気分で、すべての情報を羅列してメモしながら聞くのではなくインタビューの中の要点をしっかりと効果的にメモ書きする必要が出てきます。

そして先ほども言いましたが、第3者の視点からフラットにリスニング内容を聞くのではなく、自分はインタビュアー側だと考えながら強弱をつけてリスニング出来るとより体力気力を温存デキてよいでしょう。

最後の問題だからこそこの試験一番の集中力を使い果たそう

英検1級(筆記、リスニング合わせて)の合計所要時間は135分間です。

2時間を超える長丁場ですが、このリスニングテストパート4、インタビュー形式問題がこの日最後の問題となります。

もう温存する必要がない最後だからこそその日一番の集中力を使いましょう。

ここで使いきって完全燃焼しましょう。

「そんな事分かっている」

と思うかもしれませんが、意外といざこの状況になると気が抜けてしまったりしてしまうものです。

パート4が始まる前に必ず自分に

「これが最後」

と言い聞かせましょう。

英検1級リスニングパート4「インタビュー形式問題」の詳しい解き方やコツはこちらの記事で紹介しています。

  • 英検1級のリスニングは10問、10問、5問、2問の構成
  • 英検1級リスニングパート1はいかにリスニングを通して流れに付いて行って全体像を理解できるか
  • 英検1級リスニングパート2は音声だけの講義やセミナーを聞いているイメージで解く
  • 英検1級リスニングパート3は実生活を想定した問題
  • 英検1級リスニングパート4は自分がメディアジャーナリストになった気分で聞いていく

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