【解説】英検準1級大問2・長文語句問題の効果的な解き方、対策、勉強法

こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には18歳の頃に英検準1級を一発で取得したヒデクラ(@ScratchhEnglish)です。

ここまでは英検準1級筆記問題の

  • 大問1語彙問題

の解き方、対策、勉強法を解説して来ました。

長文問題と聞くと苦手意識を持つ方も多いかもしれませんが、この英検準1級長文語句問題に関してはそこまで身構える必要もありません。

英検準1級の長文問題は英検2級同様

  1. 長文語句問題
  2. 長文内容問題

の2種類に分かれていますが、問題数が2級と比べると若干減少しています(18問→16問)

さらにこの2つの中でも長文語句問題の方が長文内容問題よりも比較的簡単である為、ここで点を取っておきたいところです。

今回はその英検準1級長文問題の2種類のうちの1つである「長文語句問題」の解き方、対策法などをすべて解説していきます。

  • 英検準1級の長文語句問題とは何か
  • 英検準1級長文語句問題の解き方
  • 英検準1級の長文語句問題の対策方法

本気で英検準1級で一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

英検準1級の長文語句問題はそこまで難しくはない

英検準1級長文語句問題の問題数は6問

語彙問題文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択25問
長文語句問題長文問題内にある空所の語句を埋める6問
長文内容問題長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択10問
ライティング質問に対する答えを英作文する1問

英検準1級の筆記試験はこのような形で構成されています。

英検準1級長文語句問題と長文内容問題の違い

英検準1級では2種類の長文問題に分かれている為、この2つの違いを知る事は非常に大切です。

まずざっくり区別するなら

  • 長文語句問題=長文内の空所に適切な文を選ぶ
  • 長文読解問題=長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ

です。

つまり長文語句問題は文法的にもある程度重点を置いており、長文内容問題はみなさんが良く知る長文読解問題です。

私の中では

  • 長文語句問題=文法的要素がより大きい問題
  • 長文内容問題=読解的要素がより大きい問題

という区別をしています。

語句問題では空所の前後関係理解が非常に重要である一方で、内容問題では長文全体の大まかな理解が必要になります。

どちらの方が易しく、どちらの方が難しい、という事では無く、同じ長文問題でも求められているところが異なるのです。

ただありがたい事に1つの長文に対して語句問題と内容問題が混ざっているという事では無く、別々の長文で行われるので対策はしやすいと言えるでしょう。

英検準1級の長文語句問題で扱われる文章は2種類

英検準1級の長文語句問題ではショートストーリーなどの短い文章が2種類用意されており、各長文3問ずつを解く事になります。

基本的な問われる能力は

  • 単語力
  • 熟語力
  • 文法力
  • 前後関係の理解

が挙げられます。

直近の英検準1級級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

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英検準1級の長文語句問題の解き方

各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取ろう

長文語句問題のもう一つの特徴として

「段落ごとに問題が1つ振り分けられている」

という事があります。

つまり空所に合う文を選ぶ問題なので、その段落、もっといえばその段落にある空所の前後関係さえ分かっていれば解けます。

前後関係が分かっていたらあとは文法含め4つの選択肢の意味が分かっているのかどうかです。

もう一度言いますが英検準1級の長文語句問題は

  • 単語力
  • 熟語力
  • 文法力
  • 前後関係の理解

が基本的に求められる問題です。

長文語句問題では問題の先読みはしなくてもいい

長文読解ではまず

「問題の先読みをするべき」

と常に言ってきましたが、この長文語句問題では先読みの必要性はそこまで高くありません。

なぜかというと、普通の長文読解問題とは異なり、長文語句問題では文章全体に対する設問では無く空所に文を当てはめる問題だからです。

なので先に選択肢を見てもあまり効果は無いですし、どちらかというと時間の無駄です。

一気読みは絶対に厳禁

先ほども言いましたが、英検準1級の長文語句問題は各段落に割り振られています。

なので段落ごとに読んだ流れで解いていくようにしましょう。

物語を最初から最後まで一気に読んでから問題に移っていては時間のロスが発生し、効率的ではありません。

1段落目を読んだらすぐにその1段落目に出てくる問題を解いていくようにしましょう。

一気読みをしない代わりに解き終わったら必ずすぐ見直し

一気読みをする必要はありませんが、1文章3問の問題を解いて、物語を最後まで読んだら物語全体の知識がついたうえでもう一度設問と回答を見直しましょう。

「最初からしっかり読み返せ」

という訳では全くありません、むしろ読み返しも厳禁です。

ストーリーを全部読み終わったうえで、先に解答した問題で選んだ選択肢と物語全体の内容にズレがないか、矛盾がないかどうかササっと確認するという事です。

最悪分からない時は消去法を使うしかない

語彙力と文法力が大きく問われる英検準1級の長文語句問題では、分からない時に考え込んでいてもしょうがありません。

何度も何度も読み返しても答えは出てきません。

そういう時は消去法しかありません。

この問題は英検準1級に出てくる数ある問題の1つに過ぎないと割り切って消去法で進めましょう。

時間が余ったらまた戻ってこれます、一番最悪なのは考えすぎた末に答えも導き出せず、時間を使ってしまったがために最後まで満足に問題を解けなかった状態です。

英検準1級長文語句問題の対策法

英検準1級レベルの単語、熟語、文法の習得

何度も何度も聞き飽きたかもしれませんが、英検準1級の長文語句問題で問われる主な要素は

  • 単語力
  • 熟語力
  • 文法力
  • 前後関係の理解

です。

単語力、熟語力のブラッシュアップは1つ前の語彙問題でも必ず役に立つのでしっかり行いましょう。

ちなみに私が一貫しておすすめしている英検準1級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。

【音声アプリ対応】英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。

私自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません。

文法に関しては

「最低でも高校卒業相当の文法レベル」

が必要です。

なので文法に自信が無い、苦手意識があるという人は大学受験用などの文法書で復習/予習をしましょう。

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

英検準1級単語・熟語の覚え方

英検準1級レベルとなると受験者の方はほとんど高校生以上になるでしょう。

高校生以上であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くお勧めします。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

英文速読法を覚えておくとリーディングが楽になる

リーディングスピードが遅いと長文問題は苦痛でしかありません。

過去問や問題集を解いてみても全然分からない、時間内に終わらせる事ができない、そんな状況です。

もちろん単語力などは勉強すればするほどついてくるのでやるしか方法はないのですが、長文読解に関してはこの英文速読法を覚えてから凄く楽になりました。

当時覚えた速読法は英検1級に合格する際も全く同じテクニックを使いました。

とても長く一生使えるテクニックなのでむしろ覚えないと損だと私は考えています。

英文速読法というのは文字通り「英語の文章を速く読む力」の事です。

国語のテストだって本を速く読んで内容をつかめる人の方が有利ですよね。

それと同じです。

英文速読のテクニックを知って、速読能力をトレーニングするために私が一番おすすめするのがこちらの本です。

改訂新版 2週間で英語の読解スピードが3倍になる本

英検とは関係のない書籍ですが、目からうろこの速読テクニックが数多く詰め込まれており、練習問題も1日ごとについているのでやりやすいものとなっています。

この中に載っているテクニックの中の1つを挙げるのであれば

「返り読みをしない事」

英語のテストでは一旦読んだ英文にまた戻って読んでしまいがちですが、それは絶対にしないようにというテクニックです。

こんなような実践的なテクニックがたくさん学べるので非常に有益な本です!

英検準1級の問題慣れするために問題集をこなす

単語、熟語、文法知識というのはいわば野球の素振りのようなもので、実際に実践練習をこなしていかないと大幅な点数アップは見込めません。

さらに事前に実践慣れする事で本番よりスムーズに無駄な時間を作らず解答を進める事ができます。

おすすめの問題集は

【CD付】DAILY25日間 英検準1級集中ゼミ 新試験対応版 (旺文社英検書)

もしくは

【CD付】7日間完成 英検準1級予想問題ドリル 新試験対応版 (旺文社英検書)

より多くの実戦経験を積みたい方は最初に紹介した集中ゼミの方がおすすめです。

さらにある程度英検準1級レベルの単語と熟語を覚えた上で問題集に入るとより効率的に英検準1級合格への道を進めます。

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最後は過去問で本番に向けて準備

苦手分野の補強をし、英検準1級レベルの単語、熟語を十分に覚えたら最後は必ず過去問で追い込みをかけましょう。

やはり受験するのは英検準1級なので最終的には過去問での対策は避ける事ができません。

問題集も良いのですが、やはり最後は実際のレベルで問題を解くことが必要になります。

もちろん過去問集は長文読解だけでなく他の筆記試験やリスニングでも使えるので、合格したいのであれば必ず1冊は持っておくべきです。

【CD2枚付】2018-2019年対応 短期完成 英検準1級3回過去問集 (旺文社英検書)

英検準1級過去6回問題集 ’19年度版

英検準1級過去問集 (英検赤本シリーズ)

英検準1級の過去問は様々な出版社が出版しているので、自分の残り日数などと照らし合わせながらニーズに合ったものを選びましょう。

  • 英検準1級長文語句問題の問題数は6問
  • 英検準1級の長文極問題は2つの文章で出題
  • 各段落の空所の前後関係を把握
  • 一気読みはしない
  • 英文速読を身に付けておくと便利
  • 文法力が足りないと感じる人は
  • 問題集で流れに慣れてから最後は過去問で必ず追い込みをかける

英検準1級の合格を本気で目指すならこちらの記事を必ず読みましょう!

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