【英検準2級ライティング問題】元講師が書き方・例題・練習法を紹介

こんにちは、数多くの生徒たちに英検準2級を指導して合格させてきた元英語講師のヒデクラ(@ScratchhEnglish)です。

これまで英検準2級筆記試験の記事では

  • 語彙問題
  • 会話問題
  • 長文語句問題
  • 長文内容問題

4項目の解き方や対策方法を解説して来ました。

そして今回解説するのが恐らくほとんどの人が苦手意識を感じるであろう英検準2級筆記試験最後の難関「ライティング問題」です。

ライティングは英検3級から導入されていますが、級ごとに内容と難易度が結構変化するので、しっかりとした対策が必要になります。

今回は元英語講師の筆者が英検準2級のライティング問題の解き方、書き方、対策を紹介していきます。

  • みんなが英文ライティングに苦手意識を持っている理由
  • 英検準2級のライティング問題例
  • 英検準2級ライティングの評価基準と解き方
  • 英検準2級ライティングの一番有効的な対策法

本気で英検準2級に一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

英語のライティングは基本的に学校では教えてもらえない

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日本人が圧倒的に苦手とする英語ライティング

まず、日本で教育を受けた人は大学や英語特化の高校に行かない限り英語のライティングをしっかり学ぶことはありません。

「英作文」

と呼ばれる一見ライティングのような事を教えられることもありますが、それとライティングは別物です。

日本語の文章を英語に直して作文するような問題をこなしても1から自分で英文を書いて作り上げるライティングではさほど役に立ちません。

ほとんどの人が英文ライティング技術は持っていないものとしてみてもおかしくないと言えるでしょう。

自分のアイデアを英語で文章化できるかどうか

1から作り上げるライティングで必要なのは

「自分のアイデアを英文で表現できるかどうか」

です。

日本語で一旦書いて英語に直す翻訳的な感覚とはまた違います。

英検準2級よりももっと上のレベルになってくるとアイデアを英語で考えて英語で書くという能力が必要になりますが、もちろん英検準2級ライティングでそこまでのレベルを求められるわけではありません。

今回は日本だけでなく、英語圏でも教育を受け、とてつもない量の英語文章を書き批評されてきた私が英検準2級ライティングに対するおすすめのアプローチを紹介します。

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英検準2級ライティングではどんな問題が出る?

英検準2級ライティングの出題例

英検3級ライティング問題のおさらいをすると、3級で出てくるライティング問題は

「犬と猫どっちが好きですか?」

「数学と体育どっちが好きですか?」

のような非常にシンプルで片方が好き、そして理由を書くという非常にシンプルな問題でした。

しかし準2級では出題トピックはより英文で意見を書くには難易度が高いトピックとなっています。

例えば

  • Do you think it’s important to join a sports club at school?(学校で部活に入る事は重要だと思いますか?)
  • Do you think kids should have smartphone?(子供はスマホを持つべきだと思いますか?)
  • Do you think kids should learn English in earlier age?(子供はもっと早くから英語を勉強するべきだと思いますか?)

といったようなより教育的、アカデミックな題材を取り扱い「あなたは~だと思いますか?」と聞くような問題がほとんどです。

トピックが3級と比べるとより議論の余地があるものになっていることが分かります、つまりポジティブに考えるのなら書ける事は3級のどっちが好きですか?よりもあるでしょう、しかしアイデアを英文化するという面においては圧倒的に難しくなっているでしょう。

英検準2級ライティングの解き方と評価基準

語数は50~60単語程度

英検準2級ライティングでは50~60単語程度を含む文章を書くことが求められています。

これは一つ下の3級の目安語数よりも約2倍です。

トピックの内容に沿った2つの意見が含まれているか

英検準2級のライティングでは聞かれた質問に対して2つ自分の考えを含む必要があります。

これは例えば「子供はスマホを持つべきだと思いますか?」という問いに対して賛成意見を1つ、否定意見を1つ書くという意味ではありません。

どっちかに自分の意見を決めて片方の意見に2つという事です。

基本的に英語のアカデミックライティングで「どっちつかず」は厳禁です。

もちろん論文などで文中に自分の意見と対立する文章を書くときはありますが、それはどっちつかずという訳では無く、自分の意見をより強固に正当化するための踏み台でしかありません。

さらに英検準2級ライティングの目安語数は50~60です、自分の意見に反する文章を入れる余裕はありません。

だから必ず自分の立ち位置を賛成か反対かに偏らせて書き進める必要があります。

英語の文章構成がしっかりしているか

流れなくまとまりのない文章はだめです。

例えば極論の例を出しますが

「子供はスマホを持つべきだと思いますか?」という問いに対して

「I think kids should not have smartphone. Smartphone games are bad. Kids should spend more time on something else.」

という書き方をするのはダメという事です。

言おうとしていることは分かりますが、単発単発で文章に流れがありません。

それを回避するためにはBecauseやHowever、Moreover、And、Unlessなどの接続詞を適切な場所で適切な量使用する必要があるのです。

使い過ぎもそれはそれでおかしくなってしまいますので、あくまで適切な量で適切な場所で使いましょう。

適切な語彙を使用できているか

トピックに合った語彙(単語)を使用できているかどうかも非常に大切な評価ポイントです。

また極論の話をしますが例えばトピックが授業科目だったとして、体育の事を「運動する授業」と言ったらおかしいですよね、トピックに合った文章を書くためには「体育」という単語を知っていて、使えなければならないのです。

ここはもう単語の勉強をたくさんするしかありません。

さらに、Karaokeなど世界的に日本語でも英語で通じるものは別として、その他の日本語単語をアルファベットで書くと減点されます。

例えば

I like temakizushi とか I like zaru udon

みたいに無理やりアルファベット化して文章に加えるのは辞めましょう、どうしても使いたい時は英語でその単語がどんな意味でどんなものなのか説明する必要があります。

文法が正しく使えているか

文法間違いはもちろん減点です。

例えば

I like Math. Because it’s fun.

これは文法的に間違いですよね、I like Math because it’s fun.でなければなりません。

それいがいにもカンマを付ける位置など文法的に間違えていたら減点です。

聞かれたことに忠実に答える

聞かれた質問にストレートで答えましょう。

回りくどく説明したり、遠回りし過ぎたり、脱線してしまってはいけません。

英検準2級のライティングは50~60単語です、あくまでシンプルに質問に対する自分の意見をまとめましょう。

矛盾した文章はダメ

「どっちつかずはだめ」

とほぼ同じですが、I agreeと同意したにも関わらず否定の意見もあるというのはNGです。

ライティングで絶対ダメなのは矛盾した文章を書く、そして結局何が言いたいのか分からなくなる事です。

自分の経験しか話さないのはダメ

アカデミックライティングは日記ではありません、自分の世界が全てと思い込んだり、賛成反対を決めるうえで自分の気持ちや経験だけを基にしたものはダメです。

私が英語圏で論文を書いていたときは基本的に「I(私)」という単語を使うなと言われたくらいです。

もちろん英検準2級では「I」という単語は全然使っていいのですが、自分の意見をライティングで主張する際にその意見を正当化するために使う根拠は自分の経験ではなく必ず一般的な根拠で無ければありません。

具体例を挙げて説得力を高める

例えば

「子供はもっと早くから英語を勉強するべきだと思いますか?」

というトピックに対して

「はい、もっと早くから勉強すれば、より多くの日本人が英語を話せるようになると思います」

というだけでなく

「日本人は世界的に見て英語ができないと言われています」

だったり

「日本では英語のクラスでスピーキングの練習をする機会があまりありません」

のような一般的な補足情報を加えて構成していくと説得力が増します。

だけど関係のない補足はダメ

自分の意見を肉付けするような補足は説得力を高めますが、関係のない補足は一貫性がないので減点対象です。

例えば先ほどの続きで

「子供はもっと早くから英語を勉強するべきだと思いますか?」

というトピックに対して

「はい、もっと早くから勉強すれば、より多くの日本人が英語を話せるようになると思います。私は海外ドラマを観ていても全く理解できません」

結構極端な例ですが「海外ドラマ」なんてこの問題で組み入れる必要は全くない事ですし、さらに自分の経験を語っているだけなのでこんな補足なら書かない方がマシなレベルです。

難しい単語を無理に使おうとしない

難しい単語を無理して使うのは逆効果になってしまう可能性もあります。

何回も言いますが英検準2級のライティングは50~60単語程度の凄く短いライティングなので、とにかくシンプルでもいいので自分の意見を分かりやすく、論理的に伝えましょう。

そしてわざわざ難しい文法を使ってその文法が間違っていると減点対象になるので、自分が自信を持って書ける範囲の単語、熟語、フレーズ、文法を使って文章を組み立てましょう。

自分の言いたい意見があるけどどうやって英語で言うのか分からない時は、しょうがないのでその時点で自分が英語でシンプルに言える意見を変えましょう。

無理は絶対にしないように。

英検準2級ライティング問題の対策

ライティングの対策は難しい

ライティングのトレーニングって基本的に添削してくれる人がいなければ成り立たない難しいものとなっています。

なので学校の先生などでライティングを添削してくれるような先生がいたらぜひ定期的に英検準2級レベルの作文を自分で書いて先生のところに持っていき、添削してもらいましょう。

最悪過去問を使って自分でライティング問題を解いてみて、答えの例題と照らし合わせてみるというのを何回もやっていくという方法もあります。

ちなみにCDは別売りです。

あとはシンプルに英検準2級レベルの単語や熟語、文法を覚える

あとは本当にシンプルですが英検準2級レベルの単語や熟語、フレーズさらには文法をたくさん覚えて自信を持って書ける表現の幅を広げましょう。

ちなみに私が一貫しておすすめしている英検準2級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。

正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。

自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません。

英検準2級単語の覚え方

英検準2級レベルとなると受験者の方はほとんど中学生以上になるでしょう。

中学生以上であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くお勧めします。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

  • 英語ライティングは学校でなかなか教えてもらえない
  • 英検準2級のライティングは50~60単語程度の解答
  • 英検準2級のライティングにはルールがたくさんある(上参照)
  • 英作文を添削してもらうのが一番のトレーニング
  • 英検準2級レベルの単語、熟語、フレーズ、文法の量を増やして表現の幅を広げよう

英検準2級の合格を本気で目指すならこちらの記事も必ず確認!

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